中小企業診断士を目指す私が実践している勉強時間のつくり方5選

忙しい社会人が中小企業診断士の勉強時間を捻出するための5つのコツを紹介する記事のアイキャッチ画像。勉強する男性のイラスト付き。 価値観・行動の変化

こんにちは。現在、育休中に中小企業診断士の二次試験に向けて勉強を進めている30代・二児の父です。

私は一次試験の勉強をしていた当時、働きながら育児と両立する日々を送っていました。今は育休中ですが、第二子の誕生によって再び時間のやりくりに苦労する毎日です。

「仕事も家のこともあるのに、本当に勉強なんてできるの?」と感じる方も多いと思います。私も最初は不安でした。

でも、少し工夫することで、「無理せず、でも確実に前に進む勉強スタイル」は見つけられました。今回は、そんな私が実践してきた「勉強時間のつくり方」を5つ紹介します。

1. 自分に合ったスタイルで、無理のない勉強習慣を確立する

ノートに書き込み、コーヒーやトーストを用意して早朝に学習する様子のコラージュ画像

まず一番大事にしたのは、「自分の生活に合ったペースで勉強する」ことです。

一次試験を受けていた頃は、夜は子どもと一緒に寝てしまう生活スタイルでした。夜に机に向かうのは無理だと感じたため、朝型の生活に切り替え、朝4時に起きて6時までの2時間を勉強時間にしていました。

朝の時間は家の中が静かで、気持ちの面でも集中しやすく、結果的に一番効率のいい時間になりました。

大事なのは、他人のスタイルを真似するのではなく、自分にとって無理のないやり方を見つけること。早朝型でも、スキマ時間中心でも、「自分が続けられる方法」こそが正解だと思っています。

2. 通勤や家事の時間を「ミニマルインプットタイム」に変える

通勤中にイヤホンで音声を聞きながらスマートフォンを操作するスーツ姿の男性

「机に向かう時間がなかなか取れない…」という方におすすめなのが、「耳から学ぶ」インプット方法です。

私は、通勤に加え、お皿洗いやお風呂掃除、部屋の片付けなど、毎日繰り返される家事の時間を「音声学習の時間」にしています。

たとえば、YouTubeの講義動画を再生し、画面は見ずに音だけで聴く。「1.5倍速〜2倍速」にすると、短時間でもかなり多くの情報を吸収できます。

暗記系の科目(中小企業政策や経営法務など)には特に効果があり、繰り返し聴いているうちに自然と内容が頭に残っていきました。

毎日の家事や通勤時間はどうしても避けられないもの。だからこそ、その時間を“学びに変える”工夫をすると、日々の積み重ねが大きな差になります。

3. スキマ時間を「5分勉強」で積み重ねる

ソファに座ってスマートフォンで勉強アプリを操作する人の手元

育児中は、まとまった時間を取ることが本当に難しいです。

私の場合、新生児が一瞬だけ静かになっている時間などを活用して、スマホのアプリで1問だけ問題を解いたり、メモアプリで要点を確認したりしています。

この「5分だけでもやる」という姿勢が、積み重ねの力を発揮してくれます。

ポイントは、スマホのホーム画面に勉強用アプリや参考画像をすぐ開けるようにしておくこと。迷わず起動できるようにしておけば、数秒の迷いが減り、勉強のハードルが下がります。

生活に勉強を“溶け込ませる”イメージで、日常の中に自然と学びの時間を差し込んでいく感覚です。

4. 晩酌をやめたら、朝の勉強が驚くほどはかどるようになった

ビールを飲む男性のイラストに赤いバツ印が重なった「No Alcoholic Drink」のメッセージ入り画像

以前の私は、晩酌をすることが習慣になっていました。1日の終わりのリラックスタイムとして欠かせない時間でもありましたが、その分、翌朝の目覚めが悪くなることもしばしば。

子供が生まれたことを境に、昼夜問わず育児に追われたことも大きいですが「この時間がもったいない」と思い、思い切って晩酌をやめてみることに。

すると、たったそれだけで朝の目覚めが格段に良くなり、朝に勉強する習慣ができ、物事への集中力も明らかに向上しました。

  • 睡眠の質が上がってスッキリ起きられる
  • 朝の2時間を無駄なく使えるようになった
  • 勉強のリズムが安定し、習慣化しやすくなった

大げさではなく、生活習慣をひとつ変えただけで、勉強効率が一段階上がったように感じました。

5. 完璧を求めず「やめないこと」を目標にする

コーヒーと開いた本が描かれた緑背景のイラストで、「緩い勉強でOK」というメッセージ入り

最後に一番大切なこと。それは、「完璧じゃなくても、とにかくやめない」ことです。

「今日は全然できなかった…」
「予定通り進まない…」

そんな日ももちろんあります。でも、それを責めるのではなく、「今日は少しでもやれた自分、えらい」と思うようにしています。

5分でも、1問でも、メモを見返すだけでも、「ゼロじゃなかった自分」を褒める。

この考え方に切り替えてから、気持ちがとても楽になり、結果的に勉強を継続しやすくなりました。

中小企業診断士の試験は長期戦。だからこそ、継続こそが最大の武器になります。

まとめ:診断士試験の勉強は、生活に「自然に溶け込ませる」のがカギ

  • 自分に合った勉強スタイルを見つける
  • 家事の時間もインプットに活用する
  • スキマ時間に5分勉強を積み重ねる
  • 生活リズムを整えて朝の時間を最大化
  • 完璧じゃなくても「やめない」ことが一番大事

仕事、育児、家事と毎日やることがたくさんある中でも、少しずつ積み重ねれば、着実に前に進むことは可能です。

この記事が、同じように忙しい中でも学び続けようとしている方のヒントになれば嬉しいです。


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