中小企業診断士・二次試験|ChatGPTを活用した事例Ⅳの勉強

育児の合間にiPadを使ってChatGPTと中小企業診断士・事例IVの勉強をする様子。夜の静かな環境で、短時間で学習に取り組むライフスタイルを表現。 Uncategorized

中小企業診断士・二次試験の勉強記録|ChatGPTに事例Ⅳの基礎の問題を出してもらった

中小企業診断士の二次試験に向けて、少しずつ勉強を進めています。事例Ⅳは毎日問題に触れることが重要と聞きました。この分野(財務・会計)は一次試験でも出てきましたが、二次ではより応用的な処理が求められるとのことです。

ただ、まだまだ基本的なところでつまずくこともあるため、今回はChatGPTに「基礎の基礎の問題を出してほしい」と頼んでみました。

この記事は、自分の勉強の記録用としてまとめたものですが、同じように育児や仕事でまとまった時間が取りにくい方にも、ヒントになる部分があるかもしれません。

なぜChatGPTに出題してもらうのか?

ChatGPTに問題を出してもらった理由は、単に効率が良いからだけではありません。

私自身、簿記2級には合格しているものの、事例Ⅳに求められる「実践的な処理力」にはまだ不安がありました。テキストを読んでいても、具体的にどんな問題が出るのか想像がつかず、手が止まってしまうこともありました。

そんなとき、ChatGPTに「簡単な問題を出して」と依頼すると、自分のレベルに合った問題を瞬時に提示してくれたのです。これが非常にありがたく、皆様にも共有きっかけになりました。

出題された問題

問題1:損益計算書の読み取り

項目金額(千円)
売上高50,000
売上原価30,000
販売費及び一般管理費10,000

Q1. 営業利益はいくらか?
→ 回答:10,000千円(売上高 − 売上原価 − 販売費及び一般管理費)

問題2:損益分岐点の計算

販売価格:1,000円
変動費:600円
固定費:80,000円

Q2. 損益分岐点売上高はいくら?
→ 回答:200,000円(限界利益率0.4、80,000 ÷ 0.4)

この損益分岐点の考え方は事例Ⅳでも頻出です。私は最初、式は覚えていても「限界利益率ってなんだっけ?」などと知識に自信が持ていませんでした。数字ベースで問題に触れることで、暗記がしやすくなる感覚があります。

問題3:営業キャッシュフローの計算(間接法)

当期純利益:80万円
減価償却費:20万円
売上債権増加:10万円
棚卸資産増加:5万円

Q3. 営業CFは?
→ 回答:85万円(80 + 20 − 10 − 5)

問題4:投資判断(NPVの初歩)

初期費用:100万円
毎年のキャッシュイン:30万円(5年間)
割引率:5%

Q4. この投資はNPVプラスになる?
→ 回答:概算でプラス。5年で150万円程度の回収が見込め、割引しても100万円を上回ると判断。

ChatGPT活用のコツ

ChatGPTに問題を出してもらうときは、「中小企業診断士 二次試験 事例Ⅳ 財務会計の基礎問題を簡単なレベルで3問出して」など、具体的に指示を出すと効果的です。

また、「NPVが苦手なので、そこに絞った問題を」などと伝えることで、効率よく弱点補強ができる点も魅力です。

感想

今回の問題はすべて5分程度で解けるシンプルなものでしたが、「分かっているつもり」を「実際に手を動かして解く」経験に変えてくれる点が非常に良かったです。

結果として全問正解できましたが、計算過程を自分で整理し直す中で、公式や考え方の意味を再確認できたのが一番の収穫でした。

育児中の学習環境と気付き

私自身、新生児と2歳の子どもを育てながら、現在育休中です。日中は家事と育児でほぼ埋まっており、まとまった勉強時間はなかなか取れません。

唯一の勉強時間は、夜の授乳タイミングの合間など。暗い部屋でノートや参考書を開くのは難しいですが、iPadでChatGPTとやりとりするだけなら、ベッドの上で電気も付けずに完結します。

この「5分だけでも勉強できる」という感覚が、精神的なハードルを大きく下げてくれました。

まとめ:毎日少しだけでも「触れる」ことが最大の武器になる

中小企業診断士の事例Ⅳ対策は、一夜漬けではどうにもなりません。だからこそ、ChatGPTを活用して「毎日少しだけ触れる」ことを積み重ねることが、合格への近道だと実感しています。

今後もこのスタイルで、応用問題にも挑戦していきたいと思います。もし、同じように育児や仕事と両立しながら勉強されている方がいたら、ぜひChatGPT活用も試してみてください。

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