はじめに:「資格を目指す=人生が変わる」は本当だった
中小企業診断士の勉強を始めてから、自分でも驚くほど考え方や行動が変わったと感じています。
試験合格はまだですが、目指す過程で得られたものがすでに大きい。
今回は、私自身が診断士を目指すようになってから変わったことを4つご紹介します。
1. 「数字や構造」で物事を捉えるようになった

以前は感覚や経験で判断していたことも、今は「数字」や「仕組み」で捉える意識が強くなりました。
- ニュースを見るときも「業界構造」や「経営課題」が気になる
- 会社の数字やレポートを以前よりスムーズに読める
- 課題を論理的に整理しようとするクセがついた
診断士の学び=視野を経営レベルに引き上げるトレーニングだと実感しています。
2. 学びの興味が広がり、つながるようになった

もともと勉強は嫌いではありませんでしたが、社会人になってからはなかなか本格的に取り組む機会がありませんでした。
転機になったのは、第一子の育休中に応用情報技術者試験を受験・合格したことです。
この勉強を通じて「体系的に知識を学ぶことの面白さ」を再発見しました。そして、この資格を取得すると中小企業診断士の一次試験で「経営情報システム」が免除されることを知り、自然な流れで診断士試験にもチャレンジしてみようという気持ちが芽生えました。
結果として、「資格のための勉強」ではなく「知識がつながっていく感覚」が自分の中に残り、学ぶこと自体に意味を見出せるようになったのは大きな変化です。
3. 「自分を高める」ことへの投資に前向きになった

書籍を買ったり、情報を集めたり、学びにお金や時間を使うことに迷いがなくなりました。
以前は「今の自分にはまだ早い」と思っていたことも、
- 今学んでおくと将来きっと役に立つ
- 挑戦する自分を認めよう
と、前向きに捉えられるようになりました。
診断士の勉強を通じて「自分を信じる力」も養われた気がします。
4. 「時間の使い方」に対する意識が変わった

中小企業診断士の勉強は範囲も広く、長期戦になりがちです。
限られた時間の中で学習を進めるうちに、
- 「今この10分でできることは何か?」を自然と考える
- スキマ時間の活用がうまくなった
- 「あとでやる」ではなく「今やる」が増えた
といったように、時間に対する意識や優先順位の感覚も明確になってきました。
これは子育てと勉強を並行する中で得られた副産物でもあり、今後どんな仕事や生活でも役に立つ感覚だと思います。
まとめ:目指すだけで、すでに得られるものがある
- 考え方が論理的・経営的になった
- 学びが興味でつながるようになった
- 自己投資に前向きになった
- 時間の使い方がうまくなった
中小企業診断士の資格取得はもちろん大きなゴールですが、その過程で得られる変化も本当に価値があると感じています。
「診断士を目指してみようかな」と迷っている方には、合格前でも変われるということを伝えたいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「一次試験の直前期の過ごし方・戦略」について書いていく予定です!
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