はじめに:途中で挫折しないために大切なこと
中小企業診断士の勉強は、長期戦になりがちです。
特に仕事や育児をしながら独学で勉強していると、「続けること」自体が大きなハードルになります。
私自身も、何度も「やめようかな」と思いました。
そんな中でも、少しずつでも継続できたのは、日々の中に取り入れたいくつかの小さな工夫があったからです。
今回は、私が無理せず勉強を続けるために実践してよかったことを3つ紹介します。
1. 毎朝「勉強スイッチ」を入れるルーティン

私は毎朝、起きたらコーヒーを淹れて、前日に読んだテキストの1ページだけを読み返すようにしています。
この“小さな儀式”が、気持ちを勉強モードに切り替えてくれます。
- 時間にすると5分程度
- 内容を覚えるというより「勉強を始める習慣づけ」
子育てで忙しい日もありますが、「朝の自分だけの時間」にこのルーティンを入れることで、自然と机に向かえるようになりました。
2. 「ゼロの日を作らない」仕組み化

勉強を休んだ日が続くと、再開するのがとてもつらくなります。
そこで私が意識していたのは、「1日5分でもいいから触れる」というルールです。
- スマホで1問だけ解く
- 前日のメモを見返す
- 寝る前に用語を1つ確認する
内容の深さよりも、「ゼロにしない」ことが習慣を継続させるカギになりました。
3. やる気が出ない日は「参考書を眺めるだけ」にする

どうしてもやる気が出ない日ってありますよね。そんな日は、あえて「やらない」と決めるのではなく、開くだけ・眺めるだけという軽い行動に切り替えていました。
- テキストを1ページだけパラパラめくる
- 問題集の答えだけを軽く眺める
- 過去問の設問を読むだけで「これはわかる/わからない」と考えてみる
「机に向かわなきゃ」と思うと重く感じますが、“眺めるだけでもOK”にしていたからこそ続いたと今では感じています。
まとめ:がんばらなくても続ける工夫を
- 朝のルーティンで「始めるきっかけ」を作る
- ゼロの日を作らず、「触れること」を継続
- やる気が出ない日は「眺めるだけでもOK」にする
診断士の勉強は長丁場です。
だからこそ、「やる気に頼らず、仕組みや考え方で続けられる状態を作る」ことが大事だと思います。
今回紹介した3つの工夫が、勉強を続けるヒントになれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回は「モチベーションが下がったときの乗り越え方」についても書いていきます!
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