はじめに:いきなりテキストを開く前に
中小企業診断士を目指そうと決めたとき、私は最初にテキストや問題集を買う前に、少しだけ「準備期間」を取りました。
いきなり勉強を始めるのも悪くないですが、実際にやってみて、その前の準備が勉強の効率や継続にかなり影響すると感じています。
今回は、私が診断士の勉強を始める前にやっておいてよかったと思う3つのことをご紹介します。
1. 試験の全体像をざっくり把握する

いきなりテキストを読み始める前に、まずは公式サイトや受験経験者のブログなどを参考にして、
- 一次試験と二次試験の違い
- どんな科目があるのか
- どのくらいの勉強時間が必要か
など、ネットやyoutube等を通して全体像をざっくりと掴みました。
「これから向かう道がどんな山か」を知っておくだけで、不安が減り、計画も立てやすくなります。
2. 自分の「使える時間」を洗い出してみる

社会人の勉強で一番の課題は、なんといっても「時間の確保」です。
私は1週間分の生活を振り返りながら、
- 朝の通勤時間
- お昼休み
- 夜のテレビ・スマホ時間
など、「無理なく勉強に回せそうな時間帯」を探しました。
この作業をしておくだけで、「勉強する時間がない」という悩みがかなり減ります。
3. 勉強の目的を「言葉」にしておく

なぜ診断士を目指すのか? 合格したあとどうなりたいのか?
私の場合は、
- 仕事にもっと戦略的に関われるようになりたい
- 資格を活かして副業や独立の道も広げたい
- 将来的な独立も見据えたい
といった思いがあり、それをiPadに記入しました。
この「理由」や「目標」をあらかじめ明確にしておくと、勉強の途中で迷ったときの原動力になります。
まとめ:最初の一歩を、焦らず丁寧に
- 試験の全体像をざっくり把握
- 使える時間を洗い出す
- 目的や目標を言語化する
こういった準備をしておくと、学習スタート後の「迷い」や「挫折」を防ぐことができます。
焦らず、自分のペースで進めるための土台づくり。
診断士の勉強をこれから始める方には、ぜひ取り入れてみていただきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回は「一次試験の科目ごとの特徴と勉強法」についてお届けします!
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